幼児さんへの3つのお約束

指導

保育園等で和太鼓をする事になったけど、どうしたらいいの!?
という方の為に、参考になれば嬉しいです!
(※ちょっと長いです)

幼児さんへ太鼓指導する時に、3つのお約束をします。
この3つのお約束を頑張って守れる様に子どもたちに伝えると、継続的に和太鼓の練習をする時にスムーズにいったり、怒る事を減らしたりできます。オススメ!

で、その3つのお約束。

①太鼓を大切にする

流れとしてはまず、先生が太鼓の上に手をついて乗ります。

そして、子ども達に「先生何してると思う?」と聞いて、「太鼓に乗っている」という意見を引き出します。

他にも、「先生今、太鼓たたいてる?」と聞いて、「叩いていない」という意見を引き出します。

「太鼓は何をする物だと思う?」と聞いて、「ドンドンする」等の鳴らす楽器という意見を引き出します。

「じゃあ先生、今太鼓叩いているかな?」と聞いて「叩いてない」という意見を引き出します。

「先生、太鼓を大切にしていると思う?」と聞いて「思わない」という意見を引き出します。

そしてまとめに入ります。

「みんなが言ってくれたみたいに、太鼓は叩いて鳴らす楽器です。なので乗ったりすると太鼓がかわいそうです。」

1つ目のお約束、太鼓を大切にする

②バチを大切にする

「これな~んだ?」
という感じでバチを見せて「それはバチ」という意見を引き出します。

「バチは何をする物?」と聞いて「太鼓をたたくもの」という意見を引き出します。

「じゃあ先生今何していると思う?」と聞きながら、みんなをバチで叩こうとしたり、床を叩いたりします。
そうして、「バチを人を叩こうとしている」「床を叩いている」という意見を引き出します。

「先生はバチを大切にしていると思う?」と聞いて、「思わない」という意見を引き出します。

「バチは太鼓を叩くものです。人を叩いたり、太鼓じゃない所を叩いたり、遊んだりしたらバチがかわいそうです。」

なので2つ目のお約束、バチを大切にする

③先生の話を聞く

「今、みんなは誰の話を聞いている?」と言って「先生の話」という意見を引き出します。

「みんなは、お友達に話しかけて聞いてくれなかったらどんな気持ちになる?」と聞いて、「悲しい気持ち」という意見を引き出します。

「今、みんなは先生の話を聞いてくれているから先生は嬉しい気持ちです。でも、話を聞いてくれなかったら悲しい気持ちになります。」

話を聞いてくれると嬉しい、聞いてくれなかったら悲しい気持ちになるという感情を伝えます。

3つ目のお約束、先生の話を聞く


以上、3つのお約束を伝える過程も含めてご紹介しました。

この過程が僕は大事だと思うし、好き。
子ども達が考えて納得する。
お約束には理由がある。

約束っていうのは、お互いが納得するからこそ約束。
これ約束ね!って感じで一方的に言っても、それは命令に近いのかな。

子ども達が楽しく和太鼓を出来る事を応援しています!

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